低用量ピル(OC)

低用量ピル(OC)とは

ピルという言い方は経口避妊薬の通称です。英語ではOral Contraceptives(OC)となります。
自費診療の枠組みですが、医師による処方が必要になります。
避妊効果は毎日飲み忘れなく服用することによって確実になります。女性自らが自分の意思で避妊を選択することができます。

ピルの用途

  • 妊娠を防ぎたい
  • ニキビを改善したい
  • 肌を健やかにしたい
  • 生理の周期を安定させたい
  • つらい生理痛をなくしたい
  • 月経前症候群(PMS)を楽にしたい
  • 卵巣癌、子宮体癌を予防したい

ピル服用のタイミング(飲み方)

毎日同じタイミングで1錠ずつ21日間服用します。
服用は予定時間より12時間を超えて遅くならないように注意してください。当院で診察および処方された日からスタート可能です。確実な避妊効果が出始めるのは服用開始後8日目移行となります。

飲み忘れた場合

・1日だけ飲み忘れた場合
気づいたタイミングですぐに服用します。その日の分もいつもの時間に服用してください。
1日に2錠の服用となりますが、大きな副作用が生じたという報告はありません。

・2日以上飲み忘れた場合
残りの錠剤に服用は停止し、次の月経を待って新しい別のシートの服用を始めてください。この場合は次のシートの服用開始まで妊娠しない可能性が期待できないため他の方法で避妊することを推奨します。

ピルの副作用

大きな副作用

20歳代で1/10000位の確率で副作用が発生しているようです。

  • 乳がん :
    自然な発生としてもそれは年齢とともに増加します。乳房の外側上方に好発します。早期発見として自己検診(処方時にお渡しする小冊子をご覧ください)がもっとも有用です。
  • 子宮ガン :
    性交感染症などの既往がある場合などは1年に1度は検診してください。そうでない場合は2年に1度で十分です。現在は区検診、社内検診などを利用してください。
  • 血栓症 :
    血栓症は突然の足のむくみ、呼吸困難などで発症します。喫煙、年齢、血栓傾向の抗体などが発症率を上昇させます。少しでも危険度を減らすために禁煙してください。禁煙また水分補給、適度な運動を心掛けて下さい。
    ※下腿の重い痛みや今までにないような頭痛が続く時はご連絡下さい。血栓症の発症は服用開始後2~3シートで多いようですが場合によっては長期の服用でも起こるようですので、事前にはわからず血栓症を発症してしまうこともありますので心配なことがあればご相談下さい。

小さな副作用

小さな副作用(1シート目の1週目は全体で1/3、3シート目になると1/20)

  • 短期的:
    頭痛、吐き気、乳房の張り、体重増加、にきびなど
  • 長期的 :
    出血、微熱など

その他

~サンデースタートピルについて~

サンデースタートピルシンフェーズ(ノリニールT-28:2010年夏製造中止:同様の製剤シンフェーズになります)も取り扱っております。ただし、従来のピルを使用してもサンデースタートにすることは可能です。プラセボ期間を調節してサンデースタートにする方法がありますので、必要であればお問い合わせください。

~アンジュ・トライディオール~

アンジュやトライディオールはトリキュラーと同じものなので、トリキュラーに統一しております。従いましてアンジュ、トライディオールの方はトリキュラーにしていただいております。
トリキュラーは1シート2,100円(税込)です。

~マーベロン処方について~

マーベロンは他の低用量ピルに比べ、頭痛、吐き気、肌荒れ、体重増加といった副作用の頻度が低いピルです。頻度は少ないながらも副作用として見られるのは出血です。出血は服薬中にみられ、若干の程度のものから連日みられる場合があります。
服薬時刻をおおよそ同 じような時刻にしていただくことや、2~3シート服用していくうちに出血が収まることもありますが、場合によっては出血が止まらないこともありますので、 その場合は医師にご相談ください。出血の頻度は100人に2~3人といわれています。
マーベロンは1シート2,100円(税込)です。