2015.09.14更新

先日より低用量ピル服用者様向けの血液検査にDダイマーを新たに追加いたしました。

この検査は血栓症のマーカーとして重要ですがその結果解釈については注意が必要です。検査結果が陰性でも本当に陰性(=病気ではない)か(これを感度といいます)、または検査結果が陽性でも本当に陽性(=病気である)か(これを特異度といいます)はわからないことが多いものです。Dダイマーはその代表例で、感度は高いが、特異度の低い検査です。

1) 陰性(<1.0)である場合:血栓の存在はかなり少ないと考えられますが、100%否定はできません。
2) 陽性(>=1.0)である場合:血栓の可能性は否定できない。ただし、
(ア) 1.1-1.9くらいの場合:血栓の可能性は低いが否定できないので、症状がなければ近いうちに再検(保険証にて)、足の痛みや通常ではない頭痛などがある場合は至急精査してください。
(イ) 2.0以上の場合、症状の有無にかかわらず血栓の可能性は否定できないので、血管外科で精査を必ずお勧めします。

投稿者: そねクリニック