ピルのメリット

女性にうれしいメリットがたくさん

ピルの継続服用することで、避妊以外にもたくさんの恩恵を受けることができます。

月経困難症(生理痛)の改善
月経(生理)不順の改善
子宮内膜症を進行させない
月経前症候群(PMS)の改善
大人ニキビの改善

メリットその1.月経困難症(生理痛)の改善

現在、出産可能年齢の日本女性で鎮痛剤を必要とする生理痛で悩んでいる人数は、およそ100万人といわれています。ピルを継続服用することで、出血量が減少し、それに伴い生理痛も軽くすることができます。

メリットその2.月経(生理)不順の改善

ふつう、女性の月経周期は28日~30日で、25日以内で月経が来たり、逆に40日過ぎても月経が来なかったりする場合は月経不順とされます。月経不順の原因には、ストレスや環境変化に伴うものが多いですが、まれに脳下垂体や卵巣の疾患が要因になる場合もあります。今すぐ妊娠希望のない女性は、継続した低用量ピルの服用により周期もホルモンバランスも安定させることができます。また軽い卵巣機能不全であれば、ピルで周期をつくって止めた後、自然に順調になることもあります。ピル服用で、生理周期を安定させることは体にとっても大きなメリットがあります。

メリットその3.子宮内膜症を進行させない

現代の女性は、出産経験年齢の遅延に伴い子宮内膜症を患う人が増えました。ピルの継続服用は、人工的に子宮内膜を薄くし、出血量を減らす作用があるため、子宮内膜症になりにくくすることが可能です。また、内膜症になった方でもピルを服用することで、進行を抑制し、病状を改善させることが可能です。欧米先進国では、子宮内膜症に対してはピルが第一選択となっています。ピルで子宮内膜症から守り、妊娠しやすい子宮と卵巣の環境を維持するという予防医療という方向に向かえば救われる女性ももっと増えることでしょう。

メリットその4.月経前症候群(PMS)の改善

排卵終了後、月経が開始する時期に、精神不安定になったり、頭痛、腹痛などの症状が出たりすることを月経前症候群と言います。多くの女性がPMSに悩まされていますが、低用量ピル継続服用により排卵を抑制しホルモン変動を一定化させることでPMSが改善することがわかっています。生理前になると、心身に不調があらわれるという方は一度ご相談ください。

メリットその5.大人ニキビの改善

思春期と異なる機序で発生する大人ニキビの要因の一つは、女性の場合男性ホルモン活性が優位にはたらくことと考えられます。月経前になると、いわゆるUゾーン部分に大人ニキビとして出てくるという方は、ピルによって改善することがよくあります。大人ニキビは悪化するとデコルテ(胸部全面)や背中にもニキビとして出てくることあり、再発性も高く治りにくい特徴があります。また、治っても跡が残ってしまうこともあるため、悪化する前に治療することが大切です。